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ガーデニングで癒しのひととき

ガーデニングで癒しのひととき

5.サンセベリア


サンセベリア(サンスベリア)

サンセベリア 2006年6月サンセベリア 2008年8月

サンセベリア 「地下茎と子株」 2009年6月

リュウゼツラン科(リュウケツジュ科)の常緑多年草

原産地 アフリカ、南アジア

草丈 20cm~1m

花期 7~10月(日本でも数年以上経った株に咲くことあり) 花の色 白 

日当たり 明るい室内(慣れれば屋外も可)

水やり 乾燥気味に管理(我が家では葉水もせず)

施肥 生長期のみ液肥(我が家では肥料なし)

病害虫 ハダニ、カイガラムシ(我が家では病害虫なし)

増やし方 6~8月に葉挿し(ただし、斑入り種は斑が入らなくなる)

夏越し 暑さに比較的強い(我が家では室温36℃でも放置)

冬越し 寒さに比較的弱い(詳細は紫色の字の「冬越しの方法」を参照)

生長適温 20~25℃(我が家では26~36℃で、これ以外のときは休眠する)

2004年に2株が植わった鉢植えをいただきました。品種は「ローレンチー」だろうと

思います。この年はほとんど生長しませんでしたが、翌年の6月に植え替えたら、

まず、ほぼまっすぐ上に伸びていた葉が斜め横に広がり、株の中心部から

新しい葉が1枚出てきました。2株のうち、大きいほうの新葉は70cmほどに伸び、

最初は白っぽかったのですが、数ヵ月後に古い葉と同じ色になりました。

鉢はすぐに狭くなりましたが、ぶつかるとお互いに葉をねじって向きを変え、

うまく調節しています。冬場は生長が止まりますが、葉の向きはかなり頻繁に変わるので、

室温が下がっても完全に休眠していないことがわかります。冬越しは難しいと

聞きますが(我が家での冬越しは、以下の紫色の字の「冬越しの方法」を参照)、

世間で言われるほど弱くはありません。マイナスイオンを発生させる植物として

話題になったこともありますが、我が家では効果のほどは不明です。

2008年8月5日には再び植え替えをしました。根元から下は太いごぼうのようで、これでこの

「頭でっかちの体」を支えているようです。今回はかなり大きな鉢にしたつもりだったのですが、

広くなるとまた喜んで横に広がり始め、3日後には新しい葉が出てきました。

2009年2月2日には、新葉が数枚束になって長さ15cmほどまで伸び、6月3日には

長さ25cmほどになりました。さらに、5月10日頃には地下茎が伸び始め、長さ6cmほどに

なったところで今度は上に伸び始めました。こうしてできた子株は、6月3日には

長さ10cm程度になりました。こうして順調に大きくなり、また植木鉢がいっぱいになってしまいました。

2010年9月28日には子株をいくつか切り落として処分し、同じ鉢に植えました。

2012年10月16日には長さ70cmほどになった葉が傾いてグラグラしていたので植え直しました。

冬越しの方法

2004年に初めて冬越しさせることになりました。調べると、冬場は水を一切やらず、

葉がしわしわになっても放っておき、春になったら水やりを再開すると

書かれたものが多くありました。水をやらないことで一種の仮死状態となるので、

低温でも耐えられるというのです。しかし、そんなひどいことをして本当に大丈夫なのかと

心配で、さらに調べてみました。すると、サンセベリアを育てて出荷している業者の間では、

さすがにそんなことはしないらしいとわかりました。サンセベリアの耐寒温度は

10℃前後と言われますが、冬場、人間がいる部屋は暖房を入れるため、

室温が10℃を下回ることはそうありません。つまり、常時、人間と一緒にいれば、

寒さはそう心配いらないので、水やりをやめる必要もないというのです。

そこで、我が家では室温を7℃~20℃に調節することにしました。水やりは、

今までどおり、土の表面が乾いてから3~4日後にします。生長は止まったままでしたが、

ときどき葉の向きや角度を変え、光が当たるように自分で調節していたので、

生きているとわかりました。2005年の冬は非常に寒かったのですが、

室温を低めに調節して徐々に寒さに慣らすことで、水やりをやめなくても

無事に冬越ししました。


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